畳にダニが発生する原因

| | トラックバック(0)
畳にダニが発生する原因 

■ダニは次の三つの条件が揃うこによって繁殖します。
①室内温度が20〜30度、湿度60%〜80%
②エサ(塵)があること
③潜んで卵を産める場所があること

  特に大量発生する条件は25〜28℃で湿度が70〜80%という高温多湿の条件がダニの繁殖に最も適しております。最近の住宅は冬に室内の温湿度を夏並み に高く維持(安定)させる家庭が多いため冬でも夏と変わらないダニの数が検出される事例もあります。人間に快適な生活温湿度は、ダニにとっても快適であり ます。

■次のような条件下ではダニが発生する場合があります。
次のことに注意してください。
 ①掃除をマメにしない。
 ②畳の上にジュータンやカーペット等の重ね敷きをする。
 ③窓を密閉し室内に風を入れない。
 ④水分を多く含んだ雑巾で拭き掃除をする。
 ⑤室内で犬、猫、小鳥等のペットを飼う。
 ⑥菓子等の食べこぼしをする。
 ⑦洗濯物を室内に干す。
 ⑧加湿器を過剰に使用する。

■ダニ対策
 ①掃除の回数を増やし自然通気を心がけてください。防虫シートあるいは防湿機を使用するとダニの発生を抑えられます。
 ②畳(ジュータン)の表面にいるダニには、電気掃除機をかける方法が一番有効であります。ゆっくり丁寧にかけて下さい。
 ③ダニ(ヒョウダニ、コナダニ、ツメダニ)等は熱に弱く、加熱乾燥法、マイクロ波加熱法、高周波加熱法のいずれも有効な駆除(殺ダニ)方法です。

琉球畳どっとこむ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 畳にダニが発生する原因

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.ryu-kyutatami.com/cp-bin/mt/mt-tb.cgi/11

このブログ記事について

このページは、琉球畳どっとこむが2008年12月 3日 21:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「畳にカビが発生する原因」です。

次のブログ記事は「吸血するダニ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja