Q:予算的には、中国産い草なのですが、熊本産い草(国産)と、どこがちがうのでしょうか?
値段が、倍ちかく違うのは、どんなメリットがあるのでしょうか?
A:違いは、イグサの身の充実度による耐久性
畳に使われるイグサは、農産物です。農産物ですので、出来不出来があります。
これは中国産でも国産でも同じことです。
栽培されて成長したイグサは、中国産でも国産でも大差はありません。
ただ、決定的に違うのは、畳表に製造されてからの乾燥のさせ方です。
中国で生産された畳表は、コンテナ船に載って海を渡り日本に輸入されます。
その際にカビなどが発生しにくいように、イグサの含水量を極限まで乾燥させています。
その為、イグサの水分が少なく表皮などが比較的弱くなります。
畳として製品にした場合、見た目には、ほとんど分かりません。
中国産の畳表でも高品質なものもあります。
畳業者の玄人が見ても分かりません。
ただ熊本産の畳表であれば、生産農家や流通経路が伝統的に顔が見える商売をしているので、安心感もあります。
熊本産イグサの置き畳
熊本産イグサのサイズオーダー置き畳